田んぼの生きもの調査 (たんぼのいきものちょうさ)

カエル、トンボ、ホタルなど、田んぼに住む生き物の営みを実感しながら、生き物とともに生きていくことの大切さを生産者と消費者が一緒に考えていくのが「田んぼの生きもの調査」です。パルシステムでは、「多様な生き物のいる水田づくりこそ、安心な米づくりにつながる」との考えから、2004年より「田んぼの生きもの調査」を始めました。

パルシステムの「田んぼの生きもの調査」は、農薬や化学肥料を使わないというだけではなく、多様な生き物の力と水の力をいかし、生物多様性を保全する農業を実践する4つの米の産地で始まりました。2009年度には、パルシステムと関係のある各地の産地で、31回の生きもの調査が行われ、多くの生産者、組合員、地域住民が参加しました。

環境団体や農法研究の専門家とも連携した「田んぼの生きもの調査」は、国境を越えて広がっています。2009年8月には、栃木県の有機水田で日韓合同による生きもの調査を実施。「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10)が今年10月に名古屋市で開催されるのを前に、生きもの調査は大きな環境プロジェクトとして、国内外で注目を集めています。