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産地で「体験」「発見」

パルシステムの産地交流

「産地へ行こう。いわて子どもサマースクール」を開催 環境に配慮した生活を楽しく明るく体験しました

パルシステムは7月21日(水)から24日(土)の4日間、「産地へ行こう。いわて子どもサマースクール」を開催しました。岩手県葛巻町の「森と風のがっこう」に滞在し、環境に配慮した生活を体験したほか、「いわて奥中山低温殺菌牛乳」の産地を訪れ、生産者と交流しました。

「産地へ行こう。」ツアー

パルシステムでは、2010年度の「産地へ行こう。」ツアーを引き続き「100万人の食づくり」運動の一環として位置づけました。泊りがけで産地を体験する「産地へ行こう。」ツアーや近郊産地での収穫体験といった日帰り企画までさまざまな企画を計画し、合計で年間2万名の組合員が産地を訪れることをめざします。

命を育む食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員が「顔の見える関係」で信頼と交流を深め、産地で食べ物の大切さを実感します。そのうち「産地へ行こう。」ツアーでは、2010年度は19の企画を予定しています。

昨年に続き2回目となる「産地へ行こう。いわて子どもサマースクール」は、7月21日(水)から24日(土)までの3泊4日の日程で開催しました。小学校4年生~6年生の子どもたち11名が、岩手県葛巻町の「森と風のがっこう」と、パルシステム「いわて奥中山低温殺菌牛乳」の産地でもある一戸町の「奥中山高原農協乳業」を訪ねました。。

ゲームや作業を通じて打ち解けました

参加した女子5名、男子6名の11名はまず、「森と風のがっこう」で森班と風班に別れ、地球温暖化現象を体験するゲームをしました。CO2に扮した子どもたちは、熱を太陽から地球へと届ける光に扮した子どもたちを捕まえ、熱を地球へ留めさせます。そのほか環境に配慮した施設を知るゲームなども行い、遊び感覚で学びながら子ども同士も打ち解けた様子でした。

自由時間では、ブランコや木の上に作られた秘密基地のある森の中で遊びました。特に男の子たちが飛び出して行った先は、森の中を流れる川です。石を積んで自分たちのプールを作り楽しんでいました。遊びの後は、夕方の仕事の時間です。森班は鶏の世話と卵ひろい、五右衛門風呂の火入れ、犬の散歩など、風班は夕食作りを行いました。

釜を使って個性的な形のピザ作り

2日目は、朝の自由時間の後、自然のエネルギーについて学びました。電気の配線を辿って電柱までたどり着き、普段使っている電気がどこから来ているのかを確認し、太陽光パネルをみんなで設置します。たくさん発電できるようにとパネルをむける位置も考えました。ペットボトルで風車を作り、風力発電も体験しました。羽の長さや角度などによって、同じ風を受けても回転数が違う事を知りました。

昼食後は、夕食のピザ作りに挑戦しました。ピザ窯に火を入れて薪を燃やし、4時間ほど窯を温めます。粉をこねてピザ生地の発酵を待つ間、エコロジーな生活と石油を利用する生活を表現した演劇を楽しみ、自由時間ではコンポストトイレで集めた糞尿から発生したバイオガスを利用してココアを沸かしました

ピザの仕上げは2人1組で生地を伸ばし、手作りのトマトソースと畑でとれたズッキーニなどをトッピングして窯で焼きました。ハート型、星型などバラエティー豊かなピザができあがりました。夜は、太陽光パネルで作った電気を使って、写真のスライドや映画を鑑賞しました。

「いわて奥中山低温殺菌牛乳」の産地へ

3日目は、森と風のがっこうでの体験のまとめを行いました。班ごとにテーマを出し合い、印象的なできごとを再現しました。「にわとりに蹴られた」「サンダル流されて大変!」「テントで一夜を過ごして無事に生還!」などをテーマに体を使って表現していました。午後は、画用紙に絵を描いて3日間を振り返り、森と風のがっこうでのプログラムは終了です。

次は奥中山高原センターハウスを訪れ、奥中山高原農協乳業、JA新いわてのみなさんとの交流会を開催しました。交流会では、酪農生産者を応援するために自宅で眠っているタオルの活用を呼びかける「タオルを贈る運動」の贈呈式を行いました。子どもたち1人ひとりから生産者へのメッセージを発表し、目録とタオルを贈呈しました。

夕食は、奥中山高原農協乳業が製造する「いわて奥中山低温殺菌牛乳」で乾杯し、普段牛乳をあまり飲まない子どもも「おいしい」と飲んでいました。

工場見学では排水処理施設に興味津々

最終日は、奥中山高原農協乳業の工場を見学しました。牛乳が家庭に届くまでの説明を聞いた後、タンクや輸送用のトラック、工場廃水の処理施設を見学しました。処理施設では、汚水をプランクトンの力で浄化しています。白く濁った汚水が透明な水になっているようすを目にし、「これは飲んでもいいの?」などの質問が上がっていました。

工場は通常、出荷に合わせるため深夜だけ稼動しているそうです。牛乳、ヨーグルト、チーズなどの製造ラインの見学や牛乳の飲み比べに続いて、フローズンヨーグルトとカッテージチーズ作りと牛乳パックを材料にした貯金箱作りを体験しました。


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