途中で投げ出さずに植樹を続け、長い時間をかけて、豊かな海を育みます。

乱獲や森の伐採で荒れた野付の海は、ホタテや北海しまえびが生息する海に少しずつ戻っています。でも、昔の美しい海へ完全に戻すには、あと50年、いや、100年くらいかかるかもしれません。野付湾にそそぐ川の水源地での植樹など、私たちは地道な活動を続けています。山に木を植え、森となり、川の水がきれいになって、美しい海となる。子や孫の代までかかっても、豊かな海を取り戻すことの大切さを知ってほしいですね。


プロフィール

北海道野付漁業協同組合(北海道)
山本国男さん
知床半島と根室半島の中間にある北海道野付半島は、パルシステムの『コア・フード野付のほたて』『コア・フード野付の北海しまえび』などの産地です。野付漁協では「豊かな森が、豊かな海をつくる」として、1988年から植樹活動を開始。パルシステムでも「ふーどの森植樹ツアー」を開催するなど、地元と組合員が連携した森づくりと海の再生に取り組んでいます。野付漁協指導員の山本さんは、「自分で植えた木の成長を楽しみに、何度も野付に来られる組合員の方もいらっしゃいますよ」と語ります。