国の減反政策によって、使われなくなった田んぼがあちこちにあります。ここらは元々湿原が多かったこともあって、他の作物を作るのもむずかしいし、何より自分たちが農家として誇りを持てるのは、やっぱり「米を作る」ということ。飼料用のお米を作れるようになってから、荒れ地だった休耕田がよみがえり、私が子どものころは当たり前だった、春は一面の緑色、秋には黄金色に染まる田園風景が戻りつつあるんです。作付は年々増え、いまは始めた当初の約20倍ですよ。