飼料米のおかげで田園風景が戻りつつあります。やっぱり田んぼは田んぼでなくちゃ!

国の減反政策によって、使われなくなった田んぼがあちこちにあります。ここらは元々湿原が多かったこともあって、他の作物を作るのもむずかしいし、何より自分たちが農家として誇りを持てるのは、やっぱり「米を作る」ということ。飼料用のお米を作れるようになってから、荒れ地だった休耕田がよみがえり、私が子どものころは当たり前だった、春は一面の緑色、秋には黄金色に染まる田園風景が戻りつつあるんです。作付は年々増え、いまは始めた当初の約20倍ですよ。


プロフィール

JA新いわて(岩手県)
川原木賢一さん
パルシステムの産直産地・岩手県の軽米町で50年以上農業を続ける生産者。町議会の議長でもある川原木さんは若い世代への思いを語ります。「農業だけではなかなか飯を食えないのが現実。飼料米の取り組みも含めて、農業で生活できる仕組みをととのえ、次の世代を担う若者たちに夢を与えたいんです」